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らくだはお気楽
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投句ボードより

category: 好き句
年始挨拶以来で、もう桜が散りそうですが……^^;

ROM專とかいいながら魔がさして(^^;)週刊俳句初の投句ボードに投句した。
あんまり久しぶりで俳句になっているか不安だったが、一つ二つ鑑賞で拾っていただいた。
本誌での鑑賞も終わったし、投句ボード第2弾がアップされたので、今更だが今のうちに(^^;)他の参加者の投句から好き句をピックアップ。(以下、週刊俳句投句ボードより)

金槌と石頭ゐて春の池  三島ゆかり

石頭は金槌じゃないところがおもしろい。

器まづ用意しておくチャンチキおけさ  露結
店閉めて裏口灯る思い出酒

頭に「石橋楽器梅田店」を並べるのは楽じゃなかったと思うが、さらに楽器店にちなんで歌縛り。すごいなぁ。

春蘭のむかし袂へ石を入れ  藤本る衣

春蘭なのにゆゆしき話。「むかし」の記憶を持つ現代人とか(え?
自分の過去の回顧とすると、春蘭の今思い返してみて、死ななくてよかったという感慨だろうか。

若草や牛は楽器を一つ持ち  高橋透水

首に下がっているカウベルじゃなくて、あのでっかい頭蓋骨とかぺちぺち叩くしっぽとか。そういうおもしろみがある。

春ショール千秋楽のロビーかな  栗山心

ちょっと騒々しいが華やかなロビー。有名人とかきれいどころとかいっぱい居そう。

冴返る信楽焼の大狸  猫髭
田螺鳴くやうに田螺を啜りけり
花鳥や石橋楽器梅田店

天気さんの予告で出しづらくなった「○○○石橋楽器梅田店」、堂々の出句。うーむ、うまい取り合わせ。この季語いいなぁ。

梅咲くや紙の死体のうらおもて  飯島雄太郎

え、紙の死体?なんだろう。
事故現場にチョークで書くのはドラマで見るけど。
うーん……梅の木の根本に捨てられた紙を死体に見立てた、とか。
紙だけにうらおもてというのが、当たり前なのに面白い。ヒトの死体でも裏返すという言い方はあるが、うらおもてとは言わないもんねぇ。

花冷の石にのたうつ梵字かな  あめを

梵字でしかも花冷なのに、「のたうつ」というのが生々しくてふとどきな感じがしておかしい。

春の闇よりひそひそと石の声  minoru
春の田にひねもすのたりのたり土

「石の声」ちょっと怖い。春の闇ってそういう不穏さがある。

立春の川底の石光りけり  金子 敦
残雪の橋渡りつつ手を振りぬ
下萌や楽器ケースの重さうな

どれも早春の明るい景で好き。「残雪の橋」は別れでも明るい。楽器ケースが重くても明るい。春!という感じがする。

老猫の石につまづく目借り時  鈴木牛鈴

近所の老猫が死んでもうすぐ一年になる。耳が遠くなってたことを思い出した。
知人宅の犬も、耳が遠くなって足元が危なくなって階段を降りるのを嫌がったと言っていた。
「目借り時」はちょっとおどけた雰囲気があるが、現実はせつない。

音楽になりかけてゐる春の山  近恵
器より草餅剥がす音したり

「山笑う」もすごい季語だなぁと思うが、「音楽になりかけている」はまさに春の山にぴったり。

さて、第2弾。
今度は「演目義経千本桜」であります。(一字ずつね)
この文字にピンと来たら、さあ投句!

2010/04/05 Mon | | trackback(0) | comment(0)


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