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らくだはお気楽
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100題100句2012

category: 楽駄句
言い出しっぺの管理人のくせに、今頃やっと^^;

夏のうちに何とかしたかったけど、脳みそも溶ける暑さ。
ということで後半秋混じり。

001:今  白百合を今さら知らぬふりなんぞ
002:隣  お隣りへ引越してゆく女郎蜘蛛
003:散  石田散薬ビールではだめなのか
004:果  くらげくらげ宇宙の果てを述べてみよ
005:点  でんでん虫の話に点を書くおんな
006:時代  短夜は飛鳥時代へ紛れ込む
007:驚  驚きの安さに慣れて夏燕
008:深  夏の句をたずさえて行く深大寺
009:程  時鳥啼くや方程式の外
010:カード  写真付き住基カードに虹を描く

011:揃  いざというとき黴びている三つ揃え
012:眉  薫風へ画眉鳥の声ちょっと派手
013:逆  逆鱗は水着になれば見える場所
014:偉  水の星泉も滝もみな偉い
015:図書  図書館が戦う話明け易し
016:力  守宮には金も力もいりません
017:従  枇杷の実や勇者は僧を従えて
018:希  桔梗咲く希望は箱に閉じ込めて
019:そっくり  ダービーの馬券そっくり呑んでやる
020:劇  緑風がひらく劇場までの道

021:示  指示通りもののけ道をゆけば雹
022:突然  こうもりが突然よぎる橋のうえ
023:必  週六日必要とする竹夫人
024:玩  脳みその為の玩具として俳句
025:触  滴りや触れればかたち変えるもの
026:シャワー  リア充に戻るシャワーという儀式
027:損  七夕や書き損じたる願いごと
028:脂  適正な体脂肪率浮いてこい
029:座  乙女座のおとこと思う揚羽蝶
030:敗  変敗のサンプルばかり冷蔵庫

031:大人  大人には聞こえぬ音や月涼し
032:詰  詰め物にうずめて送る江戸風鈴
033:滝   滝に来て喧嘩の理由なくなりぬ
034:聞  外聞の悪いアロハの叔父来る
035:むしろ  日焼けしてむしろ貧相なるおとこ
036:右  右向いたまま戻らない扇風機
037:牙  郭公が象牙の塔の屋根裏に
038:的  意図的に注ぐビールの泡だらけ
039:蹴  郭公の子が蹴り落とすその卵
040:勉強  三尺寝勉強なんかしませんわ

041:喫  冷房や煙草の吸えぬ喫茶店
042:稲  右頬に感じる風や稲の花
043:輝  二杯目は輝き失せる生ビール
044:ドライ  鳴神やFドライブを引っこ抜く
045:罰  罰金で済ませる罪やアマリリス
046:犀  鎧着て犀の眼の涼しかり
047:ふるさと  ふるさとの悪いニュースに水母満つ
048:謎  ほととぎす謎と思えばそれも謎
049:敷  見えぬ客寝ているらしい夏座敷
050:活  ハンカチを拾う生活安全課

051:囲  蜘蛛の囲やピカレスクには程遠く
052:世話  世話役の扇1/f ゆらぎ
053:渋  夕立や茶渋をこする指の塩
054:武  武蔵小金井で降ろされる鬼やんま
055:きっと  月齢は一 舟虫がきっと来る
056:晩  水飯に佃煮あれば晩ごはん
057:紐  紐育一の女のサンダルの足
058:涙  月涼し涙腺ゆるくなりにけり
059:貝  貝塚の土器の指紋や蝉しぐれ
060:プレゼント  プレゼントなら三重の虹がいい

061:企  口コミで広がる企画百日紅
062:軸  傾ける地軸のもとの月涼し
063:久しぶり  夏空へ電車に乗るも久しぶり
064:志  ひぐらしや立志篇すら読み終えず
065:酢  夏痩せは縁なき身にて酢豚食う
066:息  立ち漕ぎの息はずませて夏の風
067:鎖  映し見るサマードレスの鎖骨かな
068:巨  読売も巨人もきらい鬼薊
069:カレー  夏のカレーはココナッツミルクだぜ
070:芸  文芸部氷菓ノ意味ヲ探索ス

071:籠  籠枕夢の続きを見るつもり
072:狭  狭さにも慣れて西日の台所
073:庫  文庫には解説が載り夏終わる
074:無精  星飛んでたぶん最後の無精卵
075:溶  入浴剤溶ければあぶく髪洗う
076:桃  バスローブ姿で食べる桃ゼリー
077:転  立秋の自転公転星の蝕
078:査  龍淵に潜み審査は不公平
079:帯  声帯も衰えるなり法師蝉
080:たわむれ  たわむれる脚としっぽとねこじゃらし

081:秋  秋暑しクリーニングを引き取りに
082:苔  苔玉の観察日記夏休み
083:邪  われからは邪馬台国の風を聴く
084:西洋  大西洋知らず況や白夜をや
085:甲  また雌の甲虫なり木に放す
086:片  気が遠くなる片陰のない道へ
087:チャンス  絶対にチャンスはやらぬ油虫
088:訂  赤ペンで処暑に訂正線を引く
089:喪  朝顔に日々喪失の手順あり
090:舌  舌の根が乾けば二百十日かな

091:締  丸台に帯締未満ゆれて秋
092:童  口ずさむ童謡ありぬ赤とんぼ
093:条件  条件の整いて龍淵に潜む
094:担  なにかしら担ぐ一日運動会
095:樹  鉢植えといえども新樹三年目
096:拭  汗拭うことから朝の始まりぬ
097:尾  薔薇ならば徹頭徹尾うつくしく
098:激  欅並木はみんみん激戦区
099:趣  いざ蚊取線香という意趣返し
100:先  盂蘭盆会先祖代々親不孝

2012/08/23 Thu | | trackback(0) | comment(0)


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