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中島みゆき

category: 付け句
「中島みゆき」坂下優子(月天第10号)より

寒月に中島みゆきが吠えている

ああ、やっぱり中島みゆきは冬の月なんだ。
10句作品なのだが、どの歌か分かったのは3句だけだった。
うーむ、年代が上なのかなぁ。

以下、勝手に付け句。お気楽独吟「中島みゆき」縛り。

寒月に中島みゆきが吠えている

  狼まではまだ程遠く
 同じ名が3人もいるコンパにて
  おかまいなしに呷るテキーラ
 朝露に打ち捨てられる酔っ払い
  夢から覚めて花野にひとり
 秋灯出さない手紙したためて
  うかと寝過ごし化粧は五分
 くちびるのルージュを指で拭い取り
  よそ見をすれば頬に爪あと
 スツールにママという名の猫がいて
  家出するには至らぬ不満
 中天に愛想もなく夏の月
  サンダル提げて国道を行く
 窓枠に錆の浮きたるコーポラス
   あたいの部屋もレースで飾る
 安物の生地と言えども花衣
  都踊で人気上昇
 風船が飛んでピエロはずっこけて
  鍵のスペアを作り損ねる
 幻の巨大生物空を飛び
   ポプラ並木も煙る大雨
 雪原に折れた矢羽の散らばって
  たぬきうどんを啜ればくしゃみ
 ステーキが売りのファミリーレストラン
  風呂敷背負って老婆が坐る
 誕生を寿ぐ鐘の鳴り響き
  左遷と知れば見送りもなし
 駅長が手招きをする月明り
  半年分の新米届く
 銀漢を見るに都会は明るすぎ
  路上に座る無名の詩人
 渋滞のテールライトは連なって
  一糸乱れず進むレガッタ
 風立てばかすかに揺れる花筏
  春の果にて未だ迷えり


えー、一句につき一曲対応なんだけど、なにせひつこいみゆきさんの歌でありますれば、付け筋は歌でも句は別物という次第で(だって洒落のめさないととても句にならん)、歌がわかる人はよほどマニア?(誰がわかるっちゅうねんっ!^^;)

それにつけても、さすがみゆきさん、挙句もやっぱり幸せは来ないのだった……とほほ。

2009/02/10 Tue | | trackback(0) | comment(0)


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